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[翻译][山村暮鸟]人类的神

《太宰治全集.第十卷》预售贴

  人类的神

手撑住大锄头
深深眺望着广阔的粮田上方
年长的农夫的脸啊
那张脸的神圣啊
农夫是世界的灵魂
农夫是人类的神
因从黎明开始剧烈的劳动
崖壁一样的胸膛黏汗流淌
因那胸膛充满人类的爱
谷物低垂沉重的穗头
看啊 一天即将结束
红彤彤的晚霞天空
竟忘记刮掉大锄头的泥土
农夫不厌眺望着广阔的粮田
那远方红彤彤地
太阳正安稳地落山

  人間の神

手に大鍬をつつぱつて
ひろびろとした穀物畠の上をしみじみ眺めてゐる
としよつた農夫の顏よ
その顏の神神しさよ
農夫は世界のたましひである
農夫は人間の神である
黎明(よあけ)からのはげしい勞働によつて
崖壁のやうな胸をながれる脂汗
その胸にたたへた人間の愛によつて
穀物は重い穗首をひくく垂れた
みよ一日はまさに終らんとしてゐる
赤赤しい夕燒け空
大鍬の泥土(どろ)をかきおとすのもわすれて
農夫はひろびろとした穀物畠を飽かずながめてゐる
その彼方(かなた)にあかあかと
太陽は今やすらかにはいつて行くところだ

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